ODAGIRIENNE bis

オダギリジョーに魅せられて

ODAGIRIENNE(オダギリエンヌ)とはフランス語で「オダギリ専門家、研究家、ファンの女性」という意味である。フランス語の読み方の規則に従えば、このスペルだと実は「オダジリエンヌ」という発音になってしまい、オダギリエンヌと読ませるためには、ODAGUIRIENNEにしないといけないのだが、そのへんはODAGIRIのスペルを崩したくないということで勘弁してもらおう。

グリーンリボン映画『緑色音楽』鑑賞(ネタバレ大いにあり)

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脚本・監督:中村佳代
出演:村上虹郎、工藤夕貴、久米明、オダギリジョー、栗林藍李、玉田真也、木下崇祥
2017年


本日10月20日、『緑色音楽』の特別上映会に行ってきた。
グリーンリボンキャンペーンのために作られた映画ということで、どんな映画だろう、妙に啓蒙的な映画だったら嫌だなと思っていたが、心配は杞憂で、きちんと作品として成立しているものだった。

ごくごく話をかいつまんで言うと、亡くなった父親が臓器提供者だったことを知った浪人生の潤(村上虹郎)の心の動きを描いた作品だ。潤の叔父を演ずるオダギリはどういう存在なのだろう、内容に深くかかわっているのだろうかと、これが最大の関心事であったわけだが、私の印象では、この映画を作品として成立させているのは、工藤夕貴、久米明、オダギリジョーというベテラン陣の存在がすべてだったような気がする。『ひもかわラプソディ』を撮った中村監督の脚本はなかなかよかった。臓器提供という重いテーマに無理矢理引っ張られることなく、若者の心の動きを中心に話の流れをむしろ爽やかに丁寧に組み立てている。

正直言うと、主人公の潤にはいささかの共感も覚えない。浪人生にしては精神的に幼く、引きこもり生活を送って母親のことなど無視しているくせに、父のことを内緒にされていたことに逆上する。関心がなかったくせに、何を今更と言いたくなる。考えることを放棄するためにゲームに没頭する姿は、最近の言い回しを使えば「イタい」以外の何ものでもなく、目を背けたくなる。そして一番苦手だったのが、潤のあの髪型だ。自分を見透かされまいとする気持ちや自信のなさの現れなのだろう、目がほとんど見えないほど前髪が顔におおいかぶさり、表情がわかりにくい。このタイプの男の子は大嫌いなので、見ていてうんざりした。この年代の男の子をお持ちの方は、きっと全然違う感想を持たれるのだろう。何か自分の道が開けたと潤が感じ始めるエンディングあたりでは、そのかぶさっていた髪の毛が払われ、額が見えるようになる。ここはちょっとわざとらしさを感じて不愉快だった。外見に内面を反映させるという手法は、個人的には好きではないのだ。

また、潤の予備校の先生2人は、ちょっと滑稽に描きすぎだ。とりわけ2人がポカンとした表情を見せるときに、静止状態が長く続く。お笑いではないのだから、そこはそんなにタメを作るところではないと思ってしまった。重い映画にしないためにコミカルな要素を入れたかったのだろうが、その他の部分や登場人物で十分クスッとなる。

オダギリは想像以上に出番が多い。しかも色々な行動を見せてくれ、オダギリファンならばお得感を感じるだろう。常日頃自分は助演向きだと言うオダギリの言葉通り、水を得た魚のように自由に、しかし繊細に演じていて、演技だけで言えば、『エルネスト』より良いと思えたほどだ。ともあれ、見て損のない作品だ。臓器提供に関してばかりでなく、パスカルではないが、考える葦である人間の基本条件を忘れてはいけないという意味で、示唆的であるとも言えるかも知れない。

しかしこの映画は特別上映会が終わったあと、どうなるのだろう?

(2017.10.20 京橋テアトル試写室にて)

『南瓜とマヨネーズ』完成披露上映会関連報道(Web)その2

【動画】
・臼田あさ美、ふんわりオールホワイトコーデ オダジョーは個性派“人間プリント” 映画「南瓜とマヨネーズ」完成披露上映会1(MAiDiGi)

・オダギリジョー、「ストレス発散」の演技 臼田あさ美、太賀もメロメロに… 映画「南瓜とマヨネーズ」完成披露上映会2(MAiDiGi)

・オダギリジョー臼田あさ美に恐縮(東京MX−Youtube)

【記事】
・オダギリジョーの登場で現場が一変!?『南瓜とマヨネーズ』完成披露上映会に臼田あさ美、太賀、オダギリジョー登場!(エンタメスターション)

・臼田あさ美、2人の男に揺れる気持ちナシ!でも役柄には理解(シネマトゥデイ)

『南瓜とマヨネーズ』完成披露上映会関連報道(Web)

どうやっても行けない日程だったので、応募すらしなかったが、本日10月10日に『南瓜とマヨネーズ』の完成披露上映会がおこなわれ、オダギリも挨拶に登壇した。

・オダギリジョー、共演者のベタ褒めに恐縮「今度、お食事でも…」(CinemaCafé)

・新婚の臼田あさ美、オダギリジョーにメロメロ(Walkerplus)

・臼田あさ美、オダギリジョーと12年ぶり共演(Oricon)

・「南瓜とマヨネーズ」臼田あさ美がオダギリジョーの魅力語る「現場が取り憑かれた」(映画ナタリー)

・オダギリジョー:「ストレス発散」の演技 臼田あさ美、太賀もメロメロに…(MANTANWEB)

・臼田あさ美&太賀、オダギリジョーの“魔性の男”ぶりにメロメロ!?(映画.com)

「ヒロシマ平和映画賞2017」関連報道(Web)

・「ヒロシマ平和映画賞2017」は『エルネスト』(脚本・監督 阪本順治)に決定!(広島国際映画祭公式サイト)

・【ヒロシマ平和映画賞受賞!!】(『エルネスト』公式Facebook)

・オダギリジョー主演映画、広島国際映画祭のヒロシマ平和映画賞受賞(サンスポ)

・『エルネスト』ヒロシマ平和映画賞!オダギリジョー、阪本順治監督献花(映画情報.com)

・オダギリジョー、阪本順治監督 歓喜!映画『エルネスト』ヒロシマ平和映画賞 受賞!!(映画ナビ)


『エルネスト』10/7舞台挨拶関連報道(Web)

・オダギリジョー「役者冥利に尽きる」「エルネスト」舞台あいさつ(スポーツ報知)

・オダギリジョー「役者冥利に尽きる」主演作公開に感無量!(シネマトゥデイ)

・オダギリジョー「役者冥利」監督「高倉健さん感謝」
(日刊スポーツ)
 なぜ7日の写真じゃない?

・オダギリジョー映画「エルネスト」舞台あいさつで「役者冥利に尽きます」万感!永山絢斗&阪本順治監督と25歳のころをトーク(Edge Line)
 写真大きめ。

・オダギリジョー、作品誕生きっかけになった高倉健さんに感謝(サンケイスポーツ)

・オダギリジョー、『エルネスト』は「意義ある作品」「役者冥利に尽きる」(ぴあ映画生活)

・オダギリジョー「役者冥利に尽きる」、主演作あいさつで感慨(スポニチアネックス)

・オダギリジョー「エルネスト」出演は「役者冥利に尽きる」、監督は高倉健との秘話披露
(映画ナタリー)

・阪本順治監督「エルネスト」製作のきっかけは「高倉健さんの言葉」(映画.com)

・オダギリジョー、『アカルイミライ』は「気合が入りまくっていた」(WalkerPlus)

・オダギリジョー:「エルネスト」公開で「役者冥利に尽きる」 25歳当時の“苦い思い出”も(MANTANWEB)

『エルネスト』舞台挨拶@TOHOシネマズ新宿

マスコミの入らない回に行きたかったのだが、夕方から用事があったため、12:00からの舞台挨拶へ。
MCが、あとでお客様たちも写真撮影の時間を取りますからと言うのでビックリ!そうとわかっていたら、望遠レンズをつけてくるのだったのに、せっかく一眼レフを持っていたのに、レンズが短くて、照明も当たっていないから暗いし、これがせいいっぱい。近い席の方がスマホで写したほうが綺麗だったろう。

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もう各メディアが報道しているだろうが、自分のメモを整理しておく。

登壇者:阪本順治監督、オダギリジョー、永山絢斗

【冒頭の挨拶】
オダギリ:どうも、おはようございます(もう昼だけれど)、オダギリです。初日から足を運んで下さってありがとうございます(初日じゃないけれど)。こないだ、ある俳優の先輩からお褒めの言葉をいただいたんですけれど、この作品をお前がやることが意味がある、いつも挑戦してくれて嬉しい、これからの映画界をお前が引っ張って行ってくれ、とお褒めいただいた。こういう作品に呼んでもらえたことが、役者冥利に尽きます。

永山:今日はありがとうございます。今日はいろんな映画が公開されておめでたいことです。阪本監督がゲバラの映画を作って、オダギリさんが主演ならば、僕なら(いろんな映画の中で)これを見に来ます。

監督:他のメディアで喋ってないことをひとつ。実はこの映画、高倉健さんに感謝することがあるんです。2013年に電話を下さって、脚本を書かないかと誘っていただいて、監督じゃなくて脚本ですけれど、それで色々な国や人種の話になって、日系移民の話も出た。その企画はなくなったけれども、それがきっかけで日系移民のことを調べ始め、フレディ前村ウルタードのことを知ったわけですから、高倉さんの言葉がなかったら、日系移民に関心を持つことはなかったから、直接高倉さんに関係があるわけではありませんが、感謝しています。

【撮影現場を振り返ってみて】
オダギリ:僕も高倉さんに感謝したいことがあって…誕生日が一緒なんです(笑)キューバについては、キューバの人の優しさ、無邪気さ、ピュアさがずっと残っています。資本主義とは全く違う価値観で動いている社会を見ると、いろいろ考えさせられます。日本の映画を手伝うということではなく、共に自分たちの映画として全力で頑張ってくれたので、とても感謝しています。
(チェ・ゲバラを演じたホアンさんとの現場が一緒でしたよね?と聞かれて)
オダギリ:まだ来ますか!(笑)(もう自分の喋りは終わったと思っていたので)みんなの一番知りたいことは、ホアンがいくつかということでしょう?ホアンは28歳です(!)とっても真面目で、とっても俳優で、真摯なタイプ、物静かな方です。

永山:撮影は3日間だけだったんですけれど、濃厚な3日間でした。阪本監督の現場ということで緊張しましたね。どのシーンも綺麗で、現場にいるのが楽しかったですね。現場で監督がいろいろやるのを見て、カッコいい男だなと。

監督:若い俳優さんのことは全然わからなくて、でもお兄ちゃん(瑛太のこと)は知っていた。お兄ちゃんより顔付きが昭和でしょ?なかなか今の若者だと昭和の雰囲気にならないんですが、彼は素晴らしかったですよ。昭和の役作りのために、スマホをガラケーに変えたんですよね?

【フレディ前村ウルタードは26歳で亡くなったが、それぞれ26歳のときはどうだったか、何を目標としていたかを、写真を持って来て解説】
オダギリ:(『アカルイミライ』のスチール写真が写し出される)『アカルイミライ』をやったのが25〜26歳ですね。初めての主演の映画をやらせていただいて、とにかく気合いが入って、この作品で失敗したら役者人生終わりくらいに思っていたので、すべてのシーンで黒沢監督に、オダギリさんそんなに芝居しないでくださいと言われました。当時はスティーヴ・ブシェミみたいな俳優が目標でした。昨日、今日のネットニュースでざわついていましたが、それはまあ、皆さんそうでしょ?目標は働かないで楽して生きたい、です(笑)

永山:(今とあまり変わらない写真)26歳は2年前ですね。初めての時代劇をやった年ですね。すごく悔しい気持ちになりました。目標みたいなものを失っていて、どうにでもなってしまえと思っていました。現在もそれが続いています。

監督:(現場の若い写真)助監督のときですね。たぶん玉置浩二さん主演の『プルシアンブルーの肖像』のときです。この頃の目標は巨匠でした!取り敢えず、映画監督しか頭になかったですね。

このあと、マスコミのフォトセッション、そして20秒だけ観客も撮影が許可された。

【締めの挨拶】
オダギリ:今の映画界には珍しい作品です。かなりリスクを負う、挑戦的な作品です。そういう作品を作る監督やプロデューサーがいるのは素晴らしいことですが、10年後にそういう人がいるのか、映画界にとって意義のある作らなければならない作品を作れる人がこれからもいてくれるために、ぜひ皆さまにこの作品を宣伝していただければと思います。

永山:今のオダギリさんのような言葉を聞けるのは有り難いことで、先輩を見習って仕事をして行きたいと思っています。この映画を見て、何を思ってどう感じたかを声にして人に伝えていただければ嬉しいです。

監督:自分で作って自分で見返し、あらためて平穏って何だろうと思いました。この映画の時代は、前の東京オリンピックの時代のことです。その時代に若者たちが何を思ったか。こんな清らかな映画を撮ったのは初めてで、恥ずかしいんですが、映画の中の何かを自分に引きつけて見ていただけると良いと思います。

(2017.10.7 TOHOシネマズ新宿にて)

オダギリ、映画『緑色音楽』に出演

まったく驚かされる。ちっとも事前情報を得ていなかったのだが、オダギリは今秋また映画が公開されることがわかった。中村佳代監督の『緑色音楽』だそうである。6回の上映会が予定されているのだそうだが、それでおしまいなのか、一般公開する予定はどうなっているのか、公式サイトを見ても何もわからない。


『エルネスト』大阪スペシャルサポーター試写会関連報道(Web)

・「エルネスト」主演のオダギリジョー「一生に一度の作品」を大阪でアピール(スポーツ報知)

・オダジョー「必ず自分の財産に」役作りでスペイン語特訓、12キロ減量(スポニチアネックス)

・オダギリジョー 財産になる「挑戦的な予測のつかない、一生に一度出会えるかどうかの作品」(スポニチアネックス)

・オダギリジョー、ゲバラだらけにびっくり!「まさかこんなことに…」
(サンスポ)

・オダジョー 日本映画を憂う「漫画、原作モノに流されやすい」(デイリースポーツ)

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